お茶屋さんの店舗 内装工事　　

前回 工場の方を改装したお茶屋さんですが

今回は、移設した工場部分を店舗に改装しました。

 

お茶屋さんなので和風のデザインで行くことになりました。

壊しすぎると大事になってしまうので、使える壁はそのままにして

改装していきました。

 

最初の解体を行った時の写真がこちらです

右の木部が見えている部分が、新しく出窓を作る箇所です。

 



 

そして改装後がこちら

 



 

天壁はボードで重ね貼りした後、漆喰仕上げに

床はタイル張りで施工しました。

和風にするので、柱に見立てた桧を壁に取付けました。

巾木や格子、戸棚も桧で製作して統一しています。

 

この後一部什器を製作して店の中を少し飾り付けました。

 



 

カウンターは元々お茶屋さんで使われていた茶箱を使用して製作

左にある箪笥もお茶屋さんが持っていた物をそのまま利用することにしました。

どちらも年代物でしたので、新しい雰囲気の中でもとても目立つ什器になっています。

 

外は外壁と屋根を新たに作り、店舗として存在感を出しました。



 

壁は土壁風の左官仕上げにしています。

軒天は桧の羽目板で施工して、引き戸も同じ桧で製作していますので中の内装との一体感が出ています。

また一部の巾木と照明を真鍮にすることで高級感も演出しています。

 

元の工場とは比べてもわからない程様変わりしたと思います。

ご近所でも何のお店になるのか少し噂になったそうで、これからどんなお店になっていくのか楽しみです。