富士宮 美容院とカフェの改装工事

8月の最終週から富士宮にある chamさんの改装工事に入っていました。
元々化粧品等を販売されていて、その奥で美容院もされていたお店ですが、
以前 弊社で工事を行った Pageさんをchamさんのお店の中に移転させることになり
その工事を前回と同じ設計士の方から依頼を受けました。








chamさんは長くお店をやられていたので、什器が結構な数あり
解体するのも一苦労な程 頑丈に作られていた物がそこそこ含まれていて、ばらすのが大変でした。

今回の改装工事は、カフェ Pageさんとヘアサロン Jouerさん、コスメ chamさんの3つのお店を作るので
給排水等の配管や、車いすの方も使えるようなスロープを付けるために床上げを広範囲で行いました。





軽量を建て始めると施主さんにもある程度の間取りのイメージがしやすいので、
何を壁に取り付けるかなど、装飾や仕上げの話も進んでいきます。





入口の大きい窓ガラスを辞めてしまうので、新たに外用の壁を建てます。
外壁面は、コンパネとケイカル板を貼り、その上から左官仕上げになります。





こんな感じになりました。

美容院側の話になりますが、ボードを貼って壁を白色で塗装しました。








天井はクロス貼り
奥の作業スペース等も同じ仕様です。
美容院側が仕上げに入り始めたころ、カフェ側の下地も終わりだしました。





下地が終わればすぐに仕上げに入ります。
美容院側の床は全て石目調の塩ビタイルで貼りました。







その後シャンプー台も取り付けられたので、ミラーも取り付けて美容院らしくなりました。
こちらは物を少なくしているので、スタイリッシュな雰囲気になっています。

カフェ側も仕上げて机や椅子もセットしました。



こちらは美容院とは違い、昭和の喫茶店のような雰囲気になりました。
元々のPageさんの雰囲気を取り入れつつ、明るさも出しているので
落ち着くには良い場所になっていると思います。

天壁は美容院と同じ仕様ですが、床が木板張りになっています。
白木の板を塗装してこげ茶色にしてから貼り付けています。
この床が昭和感を出しているのかもしれません。

元のデザインだとカウンターが別の場所にあったのですが、
施主さんと話し合いこの場所にしました。
またカウンターに合わせて、厨房の開口も作りました。
やはりこの方が使いやすいと思います。



入口のドアは元々のPageさんで使っていた玄関ドアを移植しました。
移転なので元の雰囲気をこういったところでも出しています。
常連のお客さんも気づいてくれるかもしれませんね


残りのコスメの部屋等の内装はこちらになります。










最後に外側です。
正面側から



新設した外壁はベルアートで仕上げました。
床は土間を薄く打ち、元のレンガの凹凸を消しました。
この面にはあえて大きな看板は付けずに、ピクトグラムのみで表現しました。
このピクトグラムは施主さん自ら考えていただきまして、それを看板として製作しました。

元の外壁部も色を合わせて塗装しています。



緑色だった鉄骨部まで塗装して雰囲気を一掃しています。
かなり目立っていたので、違和感なく馴染んだかな…といったところです。

横面の看板も張り直しました。
サムネイルに写っていますが、表面が剥げていたり、周りのフレームが錆びていたので、
塗装しながら取り付けています。


元のchamさんからはかなり雰囲気が変わりましたが、施主さんやそのお母さんにも喜んで頂けて良かったです。